シリンダーキャビネットとは
特殊ガス、毒性ガスや高圧ガスなど危険性のあるボンベを収納し、バルブや流量計などを装着して安全にガスを供給するための設備がシリンダーキャビネットです。
圧縮ガスや液化ガスの保管は、高圧ガスによる災害を防止するための法律、高圧ガス保安法準拠して行わなければなりません。そのためばかりでなく、パージの統一化や誤操作防止のため、シリンダーキャビネットのバルブ開閉等の操作は自動化が進んでいます。
タツオカでは長年培った制御技術とガス取扱の経験をもとに、各種シリンダーキャビネットを製作していますので、ぜひ、お問い合わせください。
高圧ガス保安法対応シリンダーキャビネット
毒性ガスや酸素や水素など可燃性ガスを安全に保管し安全に供給することのできるシリンダーキャビネットは、高圧ガス保安法に準拠していなければなりません。
 | 高圧ガス保安法対応シリンダーキャビネットカタログ (2066KB) |
アセチレンガスシリンダーキャビネット
アセチレンガスの使用は、CVD法によるダイヤモンドライクカーボン（DLC）の製造や原子吸光分析など研究用途に広がっています。
一方、大気圧下では着火による爆発を起こし、加圧下では自己分解爆発を起こす危険性の高いガスです。さらに、金属化合物と爆発性金属アセチライドを生成します。従って、これらの物性を踏まえた専用のシリンダーキャビネットを用意し、安全性の確保が必須です。
一方、大気圧下では着火による爆発を起こし、加圧下では自己分解爆発を起こす危険性の高いガスです。さらに、金属化合物と爆発性金属アセチライドを生成します。従って、これらの物性を踏まえた専用のシリンダーキャビネットを用意し、安全性の確保が必須です。
液体ガス用小型シリンダーキャビネット
塩素、二酸化窒素などの液化ガスは、圧力計では、残量を正しく知ることができず、管理が大変でした。タツオカでは、センサー、コントローラで液体ガスの使用量を計測し、残量をモニターできるシリンダーキャビネットを提供しています。
シリンダーキャビネットリニューアル
シリンダーキャビネットも長年使い続けると、使用環境の変化で規制に適合しなかったりします。また、休眠中の設備を別の実験に転用しようとしても、適応できなかったりすることがあります。全てを入れ替える必要がないのであれば、リニューアルで対応できる場合があります。
特殊型シリンダーキャビネット
3.4Lなどの小型容器に対応したもの、ヘリウムリーク試験用の配管を追加したもの、2本立てでコンパクトなサイズのものなど、特殊な形式のシリンダーキャビネットも製作・販売しております。お客様のニーズに合わせた、オーダーメイドのシリンダーキャビネットをお作りしておりますので、是非、お問合せ下さい。
超小型排ガス処理装置付シリンダーキャビネット
材料ガスを安全に品質を維持し、排ガス処理装置も搭載されたコンパクトサイズを実現致しました。
＊サイズ・・・・・W400×H720×L390
＊サイズ・・・・・W400×H720×L390
