安定同位体と特殊ガスのタツオカ

研究分野に特化したガスのトータルサポーター、タツオカ。
レスポンスに重点をおいた体制で、シリンダー、キャビネット、配管、装置機能までの供給をトータルにエンジニアリング

安定同位体と環境

環境の調査に使われる安定同位体

分別

水素、酸素には安定同位体が有り、水はその同位体の化合物として、1H218O やHD16O のかたちで存在しています。この安定同位体比は、 例えば蒸発のときに変化します。質量数の小さい。軽い同位体を含む分子が水蒸気になりやすく、雨などになって凝縮する場合は、重い同位体から先に液体になっていきます。蒸発と凝縮を繰り返すと、水蒸気中の重い同位体はどんどん減ることになります。この同位体の比率が変わることを分別といいます。
分別

水の循環

安定同位体比の変化をしらべることで水の起源を知る事ができます。それは、世界標準平均海水 SNOW ( Standard Mean Ocean Water )と、ある水の水素、酸素の同位体比の差が、比例関係を保つからです。比例の係数、グラフの傾きは世界中で一定でも、水蒸気の発生場所によって、y切片、最初の比率が固有だからです。簡単にいうと、分別しても、水素と酸素のそれそれの同位体比は比例関係を保ちながら増えていき、最初の状態に固有な性質を持ち続ける訳です。
これらの研究によって、水の循環の解明や、気候の変化が調べられています。

同位体比を測定するには、その元となる標準の同位体がかかせません。